インド情勢

インド・The Tribune紙から、パンジャーブ州・ハリヤーナ州の稲わら焼きと関連するニュースを中心に、記事の要約を掲載しています。見出しをクリックすると日本語要約が表示されます。

記事のまとめは奈良女子大学の浅田晴久准教授が作成してくださいました。

2022年

 

1月

1月3日 India adds more than 46K active Covid cases in 6 days

過去6日間で、コロナウイルス新規感染者数が61%も増加した。オミクロン株による感染増により、医療インフラが逼迫する可能性がある。

1月4日 Farm loan waiver on minister’s agenda today

パンジャーブ州政府は、15万人の農家に対する債務免除を検討している。所有耕地面積5エーカー未満の小農は、20万ルピーまでの債務が免除される。

1月5日 Night curfew back, edu institutes shut till Jan 15

コロナの第3波が始まったことを受けて、パンジャーブ州政府は夜間外出禁止、すべての教育機関の閉鎖、映画館・モール・レストランなどの入場客50%、ワクチン2回接種者以外の職場労働禁止、などの措置を取ることに決めた。

1月6日 PM Modi cancels Ferozepur rally as farmers block flyover, Centre claims security breach

モディ首相はパンジャーブ州Ferozepur市を訪問したが、農家たちの道路封鎖に遭って予定を切り上げた。

1月6日 Won’t give up till cases withdrawn: Farmers

農家団体BKUは、農家組合からの約束が守られていないとして、モディ首相の訪問に抗議した。農業新法に対する抗議活動に参加した農家の逮捕状がまだ取り下げられていない。

1月6日 State amidst 3rd wave: Health officials

保健当局は、パンジャーブ州はすでにコロナ第3波に入ったという見方を示した。感染者数が1日で倍増している。死者数は第2波のときよりかなり抑えられる見込み。

1月8日 Seven-day home quarantine for foreign arrivals

1/11以降に入国する旅行客は7日間の自宅隔離が義務付けられる。8日目にPCRテストを受ける。

1月8日 Excessive rain may harm crop, farmers worried

長引く雨がコムギに悪影響を及ぼさないかと農家は心配している。農業局は、雨は心配ないので真菌fungusを監視するようにアドバイスした。

1月9日 Punjab polls on Feb 14; virtual rallies till Jan 15

パンジャーブ州の州議会選挙の投票日は、2月14日に決定した。選挙運動は1月15日に解禁されるが、それまではネット上の運動に限られる。

1月9日 Farmers upbeat after rain, expect high yield

過去4日間の雨と気温低下は、コムギ栽培に良い影響をもたらすと、Malwa地方の農家は喜んでいる。

1月9日 Groundwater situation critical in 26% villages

Haryana Water Resources Authority (HWRA)は、初の全村調査を実施して、ハリヤーナー州の村の26%が、地下水位の低下が深刻(30mより深い)であることを報告した。

1月10日 Positivity rate hits 15%, Patiala worst-affected

パンジャーブ州では過去24時間で、9名が新型コロナウイルスで死亡。3,922名が新規感染。南東部のPatiala県が感染者数、死亡者数ともに最多。

1月12日 Fearing lockdown, G’gram migrants head for villages

コロナ危機が拡大するにつれて、ハリヤーナー州Gurugram市の労働者たちは、職を失う、あるいはロックダウンで身動きが取れなくなることを恐れて、故郷に帰るためにバススタンドに集結している。

1月12日 Cases up 100 times in 2 wks

パンジャーブ州ではコロナの新規感染者数が、2週間で100倍に増えた。12/27には46人だったが、1/11には4593人になった。

1月12日 Target of 50,000 solar tubewells by 2022-23

ハリヤーナー州の再生エネルギー大臣は、2022年3月までに22,000台の太陽光発電式管井戸を普及させる目標を示した。

1月12日 No lockdown plan, migrants needn’t panic, says DC

ハリヤーナー州Guruguram県の知事は、コロナの状況はコントロールできているので、ロックダウンの必要はない、根拠のない噂に惑わされないようにと言った。

1月14日 Curbs in all dists now

ハリヤーナー州では全19県に厳格な制限が課せられた。必需品以外の店舗は閉鎖、オフィスの人員は5割削減、市場は午後6時まで。

1月15日 Migrants UP-bound for polls, unit jittery

ハリヤーナー州Panipat市では35万人の出稼ぎ労働者が2.5万カ所の工場で働いている。うち30-35%はUP州出身で、故郷に帰ろうとしている。コロナのせいだけでなく、大気汚染対策として1週間のうち5日しか操業していないため。

1月17日 Vij: Rising cases in Delhi affecting state

ハリヤーナー州保健大臣は、デリー首都圏でコロナウイルスが猛威を振るっているため、隣接している州内の3県(Gurugram, Faridabad, Sonepat)で特に感染者が増加していると言った。

1月18日 EC postpones Punjab poll by 6 days to Feb 20, cites Guru Ravidas Jayanti

パンジャーブ州の州議会選挙は2/14に投票日が予定されていたが、2/16の聖者Guru Ravidasの誕生日に大勢の信徒がバラナシまで巡礼をすることから、選挙委員会は投票日を2/20に延期すると発表した。開票は予定通り3/10に実施される見込み。

1月19日 Farm distress, drugs major issues in rural belt

就職の機会がなく、農業も利益が減っているので、パンジャーブ州の農村の若者は麻薬に手を出すようになっている。麻薬の過剰摂取で亡くなる者もいる。負債を抱えた農家に対して、選挙後の政府は何もしないだろうと諦観している。

1月19日 FIRs not withdrawn, Malwa farmers continue to camp near Singhu border

Malwa地方出身の農家の一部は、抗議活動の最中に出された農家への逮捕状の取り消しと、MSPの確約を求めて、いまだにデリーの入口で抗議を続けている。

1月20日 No int’l flights till Feb 28

 コロナ感染者の増加を受けて、航空局は、定期国際航空便の運航中止を2/28まで延長すると発表した。インドと2国間エアバブル協定下で運行されている特別航空便については引き続き運航される。

1月22日 Low yield boon for farmers, cotton sells 60% above MSP

今期の綿花栽培は、多雨やpink bollwormの被害のせいで収量が低くなり、MSP(Rs 5,925)以上の高値で取引されている。

1月22日 Make environment poll agenda, says Seechewal

環境活動家のBalbir Seechewal氏は、大気汚染の問題を選挙の争点にするよう、すべての政党に呼び掛けた。

1月22日 Delhi relaxes restrictions as cases dip

デリー市は、コロナの新規感染者数が1/15以降減っていることを受けて、民間企業が50%の人数で営業することを認めることにした。

1月24日 Ghaggar floods key issue in Sangrur, Patiala

Patiala県とSangrur県では、Ghaggar川の洪水対策が選挙の最大争点となっている。20年前から問題になっているにもかかわらず、解決策が見出されない。

1月24日 Air quality curbs cause 40% loss to rice industry

ハリヤーナー州では大気汚染対策のために、1週間に5日しか操業が認められていないため、精米業に影響が及んでいる。

1月29日 Drug menace appears to be touching new heights: HC

パンジャーブ州とハリヤーナー州の高裁は、両州の若者の間で麻薬が日に日に広がっていることを報告した。

1月30日 Covid cases plateauing in parts of India, but risk persists, says WHO

WHO上級職員は、インドのいくつかの都市や州では、コロナの新規感染者数は頭打ちになってきているが、依然としてリスクは継続していると述べた。

1月31日53% Covid victims in Ludhiana this month were unvaccinated

2022年1月にLudhiana県でコロナにより亡くなった89人のうち、ワクチンを2回接種していたのは21人、1回接種は10人だった。48人はワクチンを接種していなかった。

1月31日2 years of Covid, 75% adults fully vaccinated

2020年1月30日にインドで初めてコロナ患者が確認されてから2年が経った。これまでインド全体で、成人の75%がワクチンを2回接種した。

2月

2月1日 Farmers burn PM’s effigies

パンジャーブ州内の農家10万人以上が、昨年11月に連邦政府が農業新法を廃案にした際に約束したことを履行していないとして抗議活動を行った16県でモディ首相の人形が燃やされた。すべての作物にMSPを保証するための専門家委員会を設立する、抗議運動中に逮捕された農家への書類を撤回する、抗議活動中に亡くなった700名以上の農家の遺族へ政府機関の職を斡旋する、Electricity Amendment Billを農家と労働者に有利になるように改正する、など。

2月2日 Sowing seeds of digi-farming

インド財政大臣は、来年度予算編成の中で、農業分野ではドローンを活用することで、化学肥料を使用しない自然農法を広めていくことを強調した。しかし、2022年度までに農家の収入を倍増させるというBJPの公約には触れられず、MSPの総額も減額されたため、農業専門家は失望した。

2月2日 Lacks vision for growth: Farmers

財務大臣の談話の中で、油糧種子と雑穀への作物転換に触れられたが、それらを栽培しても農家の収入は保証されないと、農家団体の代表は批判した。

2月4日 Farm union terms Budget ‘anti-farmer’

農家団体BKUの代表と事務局長は、BJP政権による来年度予算案は、政府によるMSPの買取額の削減、農業分野への補助金を削減しているとして批判した。

2月4日 Overcast weather not good for rabi crop, say experts

南部Malwa地方で、過去24時間に弱い雨が降り続けているので、農家はラビ作物への影響を心配している。コムギの生育不良、ジャガイモの収穫遅延、害虫の襲来などの可能性がある。

2月5日 Depleting groundwater not on parties’ agenda

Sangrur県の全ブロックで、過剰揚水にともなう地下水低下が発生しており、当局が何も対策を立てないと、状況はさらに悪化する。州議会選挙の立候補者は誰も、この問題に触れていない。ある農家は、作物多様化のために野菜を栽培してみたが、収穫物の買取が保証されていないので続けられない。

2月7日 Groundwater in 78% blocks ‘overexploited’

パンジャーブ州の全ブロックの78%(150ブロック中117ブロック)で、地下水が過剰に汲み上げられていると、担当大臣が議会で答えた。Faridkot県、Ferozepur県、Gurdaspur県、Muktsar県と、Hoshiarpur県、Nawanshahr県、Ropar県、Mansa県の一部のブロックで、特に減少している。

2月7日 Air quality panel nod to run NCR industry on all 7days

首都圏の大気汚染に関する委員会(CAQM)は、大気質の改善を受けて、デリー首都圏の工場に対する規制を緩和し、週7日の操業を認めた。

2月11日 From Feb 14, no home quarantine for foreign arrivals as pandemic contracts

インドに到着する外国人は、2/14以降、自宅隔離が不要になる。到着後8日目のPCRテストも免除され、14日間の健康管理のみ義務付けられる。

2月11日 Cancer a ‘non-issue’ for parties in Malwa

Bathinda県のChathewala村では、毎年5-7人が癌で亡くなっている。Mansa県、Muktsar県、Sangrur県、Ferozepur県でも癌患者の比率は高い。汚染された地下水と殺虫剤の過剰投与のせい。

2月14日 Covid cases below 50,000 after 40 days

インドの新型コロナウイルス新規感染者数は、40日ぶりに5万人を下回った。

2月17日 State lifts all Covid curbs

ハリヤーナー州政府は、コロナ新規感染者数の減少を受けて、すべての行動規制を撤廃した。ソーシャルディスタンスなどの行動規範は求められる。

2月18日 BJP will pay for anti-farmer stand: Rahul

国民会議派の前総裁のラフル・ガンディー氏は、国民会議派のパンジャーブ州前首相は電力料金を下げることができず辞職したのは仕方なかったが、もしSADもしくはAAPが次期政権を担うと電力料金は高騰するだろうと述べた。なぜ過去1年間、1000人の農家が寒い中座り込みをして、700人が命を失ったのか、モディ首相が説明すべきと言った。

2月19日 Cong promises 1Ljobs, 8 free cylinders

選挙活動が終了する1時間前、パンジャーブ州国民会議派は13のマニフェストを発表し、女性に毎月1,100ルピーを支払う、1年にガスシリンダー8台を無償で支給する、毎年10万人分の政府のポストを増設することを約束した。

2月20日 Keen contest, Punjab decides today

2/20がパンジャーブ州議会議員選挙の投票日。2140万人の有権者が、117の議席を争う1304名の候補者(うち女性93名)に投票する。開票日は3/10。

2月21日 Solar pumps boost micro-irrigation in state

ハリヤーナー州は、Pradhan MantriKisan Urja Suraksha Utthan Mahabhiyan (PMKUSUM)のプログラムで、グジャラート州に次いで、インドで2番目に、太陽光発電を用いた灌漑ポンプの普及を推進する州になった。ディーゼル油の節約になるので、農家の収入向上につながる。政府が75%の補助金を出す。

2月25日 Prolonged cold wave o boost wheat yield: Experts

12/15から2/15まで続いていた寒波と適量の降雨により、今季はコムギの単収がヘクタール当たり1-2 quintal増加するだろうと専門家が予測している。

3月

3月2日 After six years, mustard fetches rates above MSP

ウクライナ侵攻によって輸入が滞っているため、国産マスタードの価格が6年ぶりに、MSP(Rs 5,200/quintal)を上回った。農家から直接買取りを希望する業者もいる。

3月2日 Air pollution deaths up 2.5 times in 2 decades

Centre for Science and Environmentの最新報告書によると、インドにおけるPM2.5に起因する死者数が、過去20年間で2.5倍に増えたことが分かった。2019年の大気汚染による死者の、4人に1人がインド人であった。大気汚染による死者数は、世界で667万人いたが、うち167万人がインド。中国の死者数は185万人。屋内大気汚染の死者数は、1990年の104.1万人から2019年の60.69万人に減少した。

3月5日 80% groundwater ‘unfit’ for drinking

連邦政府のDepartment of Science and Technologyが行った調査では、Malwa地方の80%の地域で、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、窒素、フッ素など、地下水汚染が進み、健康被害を引き起こすおそれがある。

3月6日 Demand for wheat from India soars; retail giants approach

ウクライナ侵攻の煽りで、国際市場におけるインド産コムギの需要が高まっている。すでに国際企業から、高値買い取りの打診が多数届いている。

3月8日 Spotlight back on oilseed cultivation

インドはウクライナから、年間13.71億トンのヒマワリ油を輸入している。ウクライナ侵攻により、パンジャーブ州では油糧種子の栽培に注目が集まっている。稲・コムギの二毛作から作付転換できる可能性がある。カリフ季に大豆、ヒマワリ、メイズを栽培し、ラビ季にrapeseedを栽培する。

3月9日 Scheduled int’l flights to resume from March 27

コロナ新規感染者数の減少を受けて、政府はインド発着の定期航空便を3月27日より2年ぶりに再開することを決めた。それに伴って、2国間エアバブル協定は終了になる。

3月11日 Kejriwal’s Inquilab

パンジャーブ州議会選挙は、Aam Aadmi Party(AAP、庶民党)が全117議席中92議席を確保して圧勝。国民会議派とSAD党による長年の2党体制が崩れる。

3月15日 Falling watertable cause for worry

Moga県では、地下水の過剰な汲み上げにより、全5ブロックで地下水位がdark zoneとされている。Central Ground Water Board (CGWB)によると、1年に50-80cmの速度で地下水位が低下し続けている。

3月17日 ‘Will stall fight of youth abroad’: Mann takes oath as Punjab CM

AAP党リーダーのBhagwant Mann氏が、パンジャーブ州の28代目首相に就任した。若者の雇用問題、汚職問題、教育改革、農業改革に取り組むと述べた。

3月17日 Rabi crop on 1.88L acres damaged

ハリヤーナー州政府は、季節外れの雨と強風による冠水で、18.8万エーカーのラビ作物が被害を受けたと発表した。

3月18日 Farmers protest delay in crop loss relief

昨年のpink boll warmの襲来により綿花に被害が出た農家への補償が遅れているとして、Mansa県で農家が県当局に対して抗議運動を起こした。

3月18日 PSPCL gears up to meet power demand during paddy season

パンジャーブ州電力公社 (PSPCL)は、今年の稲作時期に向けて、8時間の電力供給を保証すると述べた。気温が上がるにつれて、昨年同時期の7,000MWを上回る、8,650MWのピーク電力需要となっている。稲作が始まると、ピーク時の電力需要は15,000-15,500MWまで上昇すると予想される。州内の発電で6,500MW(水力1,000MW、火力1,580MW、独立系事業者3,200MW、太陽光とバイオマス720MW)、連邦政府とBBMB(バークラー・ビアース運営審議会)より4,000MW、banking arrangementsより2,500MW、short term power arrangementsで1,500MW、power exchangeで1,000MWを賄う。6月から9月までは、2,000-2,500MWの電力を他州から購入している。

3月21日 Cong flags ‘direct’ wheat delivery to pvt silos

BJPが政権を担うハリヤーナー州では、民間企業が農家から直接コムギを調達できるようになった。反農家政策を進めるモディ首相の次なるターゲットはパンジャーブ州かもしれないということで、政治家が懸念している。

3月21日 Rise in temperature may hit wheat yield: Agri experts

ここ数日、日中の気温も夜間の気温も上がっているので、コムギの収量に影響が出ないか農家は心配している。電力供給も不安定で、灌漑ポンプを回し続けることができない。

3月21日 Villagers seek better health facilities

AAP州政権の誕生を受けて、村落部の住民はより良い医療施設を望んでいる。コロナ禍でも村の診療所には医者も薬もなく、わざわざ県の病院まで行く必要があった。1183の診療所のうち600が、2021年に村落開発局から保健局に移管されて、その結果、診療所にいた医者が主要なヘルスセンターに移ってしまった。

3月21日 Oil price high, area under mustard cultivation up

Bathinda県では過去3年間、マスタードの栽培面積が拡大し続けている。健康志向と、市場価格の上昇が要因。政府はマスタードのMSPをRs 5,050/quintalに定めているが、実際はRs 7,000以上で取引されている。

3月23日 Delhi most polluted capital

World Air Quality Report 2021によると、デリーは4年連続で、世界の中で最も大気汚染がひどい都市に選ばれた。上位50都市のうち35都市がインド。デリーの年平均PM2.5濃度は、2020年の84μg/m3から、2021年の96.4μg/m3へ上昇した。WHOの基準(5μg/m3以下)を満たす都市はインドにはない。

3月24日 No Covid curbs from March 31, masks stay

連邦政府の保健大臣は、コロナの新規感染者数が減少していることを受けて、3月31日以降は、マスク着用、手洗い、ソーシャルディスタンス以外の行動制限は撤廃することに決めた。

3月24日 Farmers intensify campaign against direct sale to pvt silos

パンジャーブ州とハリヤーナー州で、農家が収穫したコムギを、民間企業のサイロに直接売却することが可能になった件で、一部の農家は政府機関のみにコムギを売却しようとキャンペーンを始めている。民間企業は最初だけ高値で買い取って、政府の買取システムを弱体化させようとしている、と農家は主張する。

3月24日 Wheat procurement govt’s next challenge

AAP新政権にとって、1週間後に始まるコムギの買取は、最初の試練になる。穀物を買い付ける際の与信限度額(cash credit limit)の確保などが争点。

3月24日 Soaring mercury worries wheat growers

気温の上昇と不安定な電力供給のせいで、コムギ農家は不安な毎日を過ごしている。最高気温は35℃を記録し、高温の影響を緩和するためには灌漑を行う必要があるが、電力は1日3-4時間しか来ない。

3月25日 Pb, Hry see increase in area under mustard cultivation

昨年は、マスタードのMSPがRs 4,650/quintalのところ、ウクライナ侵攻のために市場価格はRs 7,000/quintalを超えたため、今季はパンジャーブ州とハリヤーナー州で多くの農家がマスタード栽培に参入している。

3月25日 Despite good prices, mustard farmers fail to reap any profit

想定外の雨が降ったせいで、ハリヤーナー州Ambala県ではマスタードの収量が通常の7-9 quintal/acreから3-5 quintal/acreまで下がった。損失を取り戻すため、マスタードの収穫後はヒマワリを栽培する予定。

3月25日 Parl panel: Stubble-burning spike during farm protest

Ministry of Agriculture and Farmers WelfareのDepartment of Agricultural Research and Educationの報告によると、農業新法に対する農家の抗議が続いていた期間は、それ以前よりも野焼き件数が増えていたことが分かった。10/1から11/30までの、衛星観測に基づく、パンジャーブ州、ハリヤーナー州、UP州の野焼き件数は、2019年が61,332件に対して、2020年は89,430件、2021年は102,379件だった。特にパンジャーブ州で増えていた。

3月26日 Power crisis looms as coal prices soar

石炭価格がかつてないほど高騰しているため、火力発電のコストが上昇しており、パンジャーブ州で電力危機が発生するおそれがある。

3月26日 Mustard loses out on lower yield

マスタードは降水量が多い地域で栽培されるので、作付面積はハリヤーナー州で76.6万ヘクタールに対して、パンジャーブ州では5万ヘクタールにとどまる。コムギのほうが単収は3倍になるので、単位面積当たりの利益は、マスタードよりコムギのほうが大きい。マスタードは収穫作業が機械化できず、出稼ぎ労働者に頼らざるを得ない。

3月27日 Free ration scheme extended for 6 months

コロナ禍の苦難を和らげるために2020年3月に始まった、無料配給制度Pradhan Mantri Garib Kalyan Annna Yojana (PMGKAY)は、さらに6ヵ月延長されて、2022年9月まで続くことになった。8000億ルピーの追加予算が投じられる。

3月27日 Farmers to get crop relief before girdawari: CM

代々のパンジャーブ州政権がなしえなかった、自然災害に遭った農家への作物補償を、Bhagwant Mann氏の新政権はさっそく実施した。昨年に綿花が被害に遭った農家へ、小切手を手渡した。

3月27日 Right policy must to boost mustard cultivation

インドの食用油脂の消費量は2300万トン、うち国内生産は1000万トンで、残りの1300万トンは輸入に頼っている。政府が価格を保証さえすれば、パンジャーブ州でも、コムギ栽培からマスタード栽培に切り替える農家は多いだろう。

3月27日 Dry spell, wheat growers on the edge

ハリヤーナー州ではコムギが登熟期を迎え、サトウキビの植え付けも始まっており、灌漑の需要が増加している。州政府は4-5時間しか電力供給していないが、1日最低10時間の電力供給が必要。

3月28日 AAP adopting ‘double standards’ on crop compensation, claims BJP

AAP党の作物補償はダブルスタンダードであると、BJPのリーダーが批判。コムギが被害に遭った村では、Rs 45,000/acreの補償金を出したが、綿花栽培農家には、Rs 17,000/acreしか出していない。

3月28日 Farm unions threaten statewide stir over prepaid smart meters

連邦政府が、8万5千台のプリペイド式スマートメーターを村落部に設置して、農家に余計に電気代を払わせようとしているとして、農家団体が抗議している。

3月28日 Wheat purchase from April 1, but grain markets not yet ready

4/1よりコムギの買取が始まるが、州議会選挙の影響で、市場の準備が遅れている。

3月28日 Hike in straw price may curb farm fires

コムギの藁は、従来はRs 3-4/kgで取引されていたが、ラジャスターン州やUP州で乳牛の飼料としての需要が高まり、今季はRs 10-12/kgで取引されている。農家がコムギのわらを販売用に保管することで、野焼きが減ることが予想される。

3月29日 No long queues, Punjab rolls out ‘doorstep ration delivery’ scheme

パンジャーブ州首相は、各世帯の戸口まで配給の小麦を届ける計画を発表した。忙しい日雇い労働者や高齢者が、配給をもらうために並ぶ必要ない。

3月30日 War impact: At Rs 2,300/quintal, wheat sells above MSP

民間業者が後から高値で買い取ることを見越して、農家はコムギを保管しておくので、市場に持ち込まれるコムギの量は昨年よりも少ないと政府は予想している。ウクライナ侵攻の影響で世界的にコムギ価格が高騰しているので、インド産のコムギの需要が高まることが期待されている。今季のMSPはRs 2,015/quintalだが、市場価格はRs 2,250-2,300/quintalで推移している。

3月31日 Procurement from tomorrow, but arrangements lacking

明日(4/1)からコムギの買取が始まるが、Muktsar県の穀物市場はまだ準備が整っていない。本格的に持ち込まれるのは4/7以降なので心配ないと関係者は言う。

3月31日 Prepare own seed, farmers told

Moga県の農業局は、ウクライナ侵攻の影響でコムギの価格が上がっているので、来季のコムギの種子は業者から購入するのではなく、自家で調達するようにと農家に伝えた。

4月

4月1日 Delhi, Maharashtra discard face mask

デリー市とマハーラーシュトラ州では、マスク着用の義務が撤廃された。非着用者への罰金500ルピーも撤廃された。

4月1日 Power tariff unchanged, no word on 300 free units

2022年度の電気代を据え置きにするという州政府の命令が、Punjab State Electricity Regulatory Commissionに認められた。灌漑ポンプを利用する農家への電気代無償制度については、触れられていない。農業用の電力無償化は、工場向けと合わせて、2022年度に約1000億ルピーの予算が投じられる。

4月2日 No wheat arrival in Bathinda mandis on Day 1

4/1からコムギの買取が始まったにもかかわらず、Bathinda県の188箇所の買取センターには収穫物がほとんど持ち込まれていない。仕事を求めてビハール州から来た出稼ぎ労働者がいるだけ。国際市場の影響で、今季は民間業者がMSP以上の価格でコムギを買い取る可能性があるので、農家は様子見している。

4月2日 Global shortage may not benefit farmers

ウクライナ侵攻による世界的なコムギ不足により、パンジャーブ州の農家が利益を得る見込みはないだろう。港湾へのアクセスが良い生産地は利益が得られる。パンジャーブ州の税制では輸出業者が8.5%の税金を払わないといけないので不利になる。

4月3日 New seed available, but ‘time-tested’ varieties sell

PAUは新しい稲の品種を開発したが、kisan mela(農業祭り)に来た農家たちは、新品種よりも旧品種を好んで買って帰った。農家は新品種を1年目は小さな面積で栽培して、耐病性や収量を見極める。

4月5日 Regular canal water for cotton sowing: Gill

農家が綿花を播種できるように、パンジャーブ州政府は4/20以降、運河の水を無制限に供給すること、電力を適切に供給することを保証した。Bathinda県のkisan mela(農業祭り)では、コムギの株と稲わらを焼かないための最新技術についても農民に情報提供された。

4月5日 Debt-ridden Moga farmer dies by suicide

Moga県で2エーカーの土地を所有していた農家が、30万ルピーの負債を苦にして、毒を飲んで自殺した。

4月6日 300 free power units: Govt yet to put in request before PSERC

家庭用に電力300ユニット分を無償で提供するというAAP党の選挙前の公約は、まだ実行されていない。特定のカテゴリーを無償化すると、全体の平均電力代金が上がってしまう。

4月7日 Wheat demand rising, explore export option: FCI chief to states

ロシアのウクライナ侵攻を受けて国際的にコムギの需要が高まっているので、コムギ生産州は新しい輸出先を模索するように、とFCI幹部が述べた。すでに輸出業者はMSP(Rs 2,015/quintal)以上の価格を付けている。

4月8日 Farm unions mobilise support for weeklong agitation om MSP

Malwa地方の農家団体は、MSPを法的に保証するという4ヵ月前の約束を守ろうとしない連邦政府に対して、4/11から4/17まで、抗議活動を展開することを決めた。

4月8日 Pvt traders in Rewari buy wheat above MSP

ハリヤーナー州Rewariでは、約3,000 quintalのコムギが市場に持ち込まれたが、政府機関によってMSP (Rs 2,015/quintal)で買い取られたのは、わずか35 quintalだけで、残りは民間業者によってMSP以上の価格(Rs 2,080/quintal)で買い取られた。

4月9日 CM reviews wheat purchase in Khanna

パンジャーブ州首相は、アジア最大の穀物市場であるKhannaでコムギの買取状況を視察し、すべての作業が順調に進んでいると評価した。

4月9日 High taxes on grain keep pvt players off state

民間業者がパンジャーブ州でコムギを買い取る際は、market development fee (MDF)とrural development fee (RDF)が課税されるので、彼らはパンジャーブ州ではなく、UP州、ラジャスターン州を目指している。

4月11日 Crop gutted in Palwal

ハリヤーナー州Palwal県の村では、収穫前のコムギ畑、数千ルピー分が火災で燃えてしまった。

4月11日 Centre seeks report on child labour at potato farms

Kapurthala県の村のジャガイモ畑で、10歳から16歳までの児童13名が働かされていることが判明した。うち12名はビハール州出身、1名はネパール出身。警察によって救出された。

4月12日 Fearing sharp drop in wheat yield, Punjab farmers seek compensation

夏の早い到来と異常な高温のせいで、Malwa地方ではコムギの収量が下がった。2018-19年度は2,080kg/acreあったが、今季は1,800kg/acreしかない。農家は早くも補償を要求し始めている。

4月12日 Farm fires back, dozen cases in past 24 hours

Punjab Pollution Control Board (PPCB)は4/15から監視を始める予定だが、すでに農家はコムギの残渣物を燃やし始めている。毎年、パンジャーブ州ではこの時期に7,000-10,000件の野焼きが見られ、4月下旬から始まって、5月中旬まで続く。2020年は8,500件だった。農家は組合に守られているので罰金を支払おうとしない。

4月13日 23% more area under cotton cultivation likely

価格と需要の高騰により、今年のカリフ季のパンジャーブ州の綿花作付面積は40万ヘクタール増加(23%増)する見込み。農家はMSP(Rs 6,025/quintal)の2倍の、Rs 13,000/quintalを得る見込み。

4月14日 Post farm stir, 20,000 MT wheat procured at pvt silo in Moga

Moga県にある20万トンの穀物を貯蔵できる民間企業のサイロは、農業新法に反発する農家の抗議活動の中心地だったが、抗議活動が終了して数ヵ月後しか経っていないにもかかわらず、今では、民間企業からサイロをリースしたFCIにコムギを売却するために、農家が長い列を作っている。

4月14日 Paddy season a month away, power cuts back

石炭価格の高騰や電力交換が限られていることもあり、PSPCLは農村部で1-5時間、都市部で1-2時間の電力停止を実施している。稲作季節にはじゅうぶんな電力を供給できると言う。

4月14日 Standing wheat crop on 15 acres gutted

Bathinda県の村では、垂れ下がった高圧線がショートして、収穫前のコムギ畑15エーカーが焼けてしまった。

4月15日 Yield hit, farmers pin hope on easing of norms

冬場の雨、3月前半の高温のせいで、Patiala県のコムギの収量は30%以上低下した。干からびた粒の比率は6%以下という買取時のルールを緩和するよう、農家が求めている。

4月15日 Farmers seek legal guarantee on MSP

昨年に農業法案の議論が起こった際、連邦政府はMSPを法的に保証すると約束したにもかかわらず、いまだに守られていないとして、農家は抗議している。

4月15日 Accidental fires in fields wreak havoc

ハリヤーナー州Jind県、Hisar県、Sirsa県、Fatehabad県、Bhiwani県では、ここ数日で偶発的な火災が起こり、収穫前のコムギが焼けてしまった。電線や農業機械からの火花発生、タバコの火などの可能性がある。

4月16日 Dry spell bring down wheat yield, farmers seek Rs 500 bonus

ハリヤーナー州では3月の異常高温のせいで、コムギの収量が4-8 quintals/acre下がった。コムギのMSPはRs 2,015/quintalだが、ある農家は、Rs 500/quintalの補償を政府に求めている。

4月16日 Wheat being bought above MSP, say mandi officials

ハリヤーナー州政府はMSPでしかコムギを買い取らないが、民間業者はMSP以上の価格でコムギを買い取っている。国際市場でコムギ需要が高まっているため。

4月17日 Free power in Punjab comes with rider

パンジャーブ州政府の与党AAPは、選挙の公約を果たすために、7/1より家庭の電力を300ユニット分まで無償にすると発表した。すでに200ユニット分が無償化されている、SC, OBC, BPL, 独立闘士の各世帯は、600ユニット分まで無償になる。農業部門の電力無償化も継続される。

4月17日 Domestic subsidy bill up by Rs 2,000 cr

パンジャーブ州首相の公約実行により、PSPCL社には追加補助金200億ルピーが支出される。すでに700億ルピーが貸与されている。

4月18日 Farm unions meet CM Mann, seek Rs 500/quintal extra for poor yield

天候不順によりコムギの収量が下がった農家のリーダーたちが、パンジャーブ州首相と面会し、Rs 500/quintalの補償金を払うよう請願した。

4月18日 Oppn punches hole in free power scheme

パンジャーブ州の野党・国民会議派の代表は、与党AAPの電力無償化政策を批判した。すでに留保枠の低位カーストは200ユニット分が無償化されているのに、なぜ彼らの無償分が拡大されて、上位カーストが電力料金を支払い続ける必要があるのか。

4月19日 State debt burden sweels by Rs 2.21 lakh cr in 15 years

パンジャーブ州首相は、歴代のポピュリスト政権によって残された3兆ルピーもの負債について、いつどこで支出されたのか調査を始める。税収が増えないにもかかわらず、負債の利子を返済するために、毎年予算が支出されている。借金額はGSDP(州総生産)の45%に相当する。

4月19日 Wheat glut upsets purchase arrangements in Abohar

南西部Abohar市では、多量のコムギがとつぜん市場に持ち込まれるようになったので、買取作業が追いつかず、混乱を招いている。

4月19日 Restore power supply to tubewells, cotton growers urge PSPCL

Punjab Kisan Unionに加入している農家たちは、綿花の播種時期になったので、管井戸への8時間の電力供給を回復させるよう、PSPCLに要望書を提出した。コムギの収穫時期は多数の野焼きが報告されるので、電力供給が遮断されている。

4月20日 Most dists have 20% shriveled grain: FCI report

熱波のせいで、パンジャーブ州のほとんどの県で、収穫されたコムギは20%以上が損傷しており、単収は400 kg/hectareも低下した。Malwa地方の県で、損傷が大きい。連邦政府の消費者問題・食料配給省は、コムギの買取基準の緩和を検討している。

4月20日 Fodder prices shoot up, gaushalas face scarcity

ハリヤーナー州では、天候不順のせいで、水牛や牛の主要な飼料となるコムギの藁が、記録的な高値になっている。1エーカーあたり(200 kgに相当)、昨年はRs 6,500-7,000だったが、今年はRs 15,000で販売されている。

4月21日 Wheat yield down by 5 quintal/ha

パンジャーブ州のコムギの単収は、3月の高温のせいで、5 quintal/ha以上、低下している。昨年の単収は48.68 quintal/haだったが、今年は43 quintal/ha。南部のBathinda県とMansa県で落ち込みが大きい。自殺する農家も出ている。

4月21日 Farm fire dip, farmers prefer selling off straw

Patiala県の75歳の農家と数百人の仲間は、コムギの藁が家畜飼料としての需要が高まっているために、今年は焼かずに、販売することを始めた。Malwa地方、Doaba地方の農家の多くは、コムギの藁をラジャスターン州に持って行って、Rs 2,500-3,000/quintalで売却している。PPCBは、コムギの収穫期以後、まだ67件しか野焼きを確認していない。2019年の野焼きは8,921件、2020年は11,014件、2021年は9,806件だった。野焼きの時期は4/16から5/20まで。

4月23日 Give relief for low yield or face stir: Farm unions

負債に加えて、単収の低下がパンジャーブ州の農家を苦しめている。農家の自殺が相次いでいるため、もしパンジャーブ州政府が最低Rs 300/quintalの補償金を出さないと、抗議活動を起こすと農家団体が話している。

4月24日 Wary farmers to curtail cotton-sowing

昨年はpink bollwormの襲来を受けたため、Malwa地方の農家は、今年も綿花を栽培するかどうか悩んでいる。専門家は綿花の栽培面積は40-70%減少すると予想している。民間業者は昨年、MSP(Rs 6,025/quintal)を大きく上回る、Rs 12,000/quintal以上で買い取った。

4月25日 Relax shriveled grain norms for purchase, CM urges Centre

パンジャーブ州首相は、農家の収入を保証するために、コムギの買取の際に干からびた粒が含まれる割合の上限を緩和するよう、連邦政府に求めた。

4月25日 Growers rue hike in DAP prices

DAP肥料の価格が、Rs 1,200/bag (50kg)から、Rs 1,350に上昇して、農家の負担が増している。

4月25日 Vax hesitancy in Sangrur’s rural belt

Sangrur県の農村地域は、昨年にコロナの影響を強く受けたが、現在までワクチンの接種率が上がっていない。1回目接種率は90.43%だったが、2回目接種率は65%にとどまっている。もはやコロナの患者はいないので、ワクチンを接種する意味がないという認識。

4月26日 Input cost up, farmers a worried lot

肥料、種子、ディーゼル、トラクター、殺虫剤など、すべての農業投入財の価格が上昇して、農家は経済的な危機に陥っている。田植えの労賃も、昨年のRs 3,500-4,000/acreから、今年はRe 4,500-5,000/acreに上昇する見込み。彼らが家畜用に購入する飼料の値段が、Rs 250-300/quintalからRs 900/quintalに高騰しているため。

4月26日 Now, 70% DAP sale via societies: AAP

与党AAPは、パンジャーブ州で必要になるDAPの70%は農協で販売されると保証している。闇市場で高値で販売されるのを防ぐ。

4月27日 Knowledge-sharing pact inked with Delhi

デリー首都圏とパンジャーブ州議会の双方で与党となったAAPは、公共福祉の問題を解決するために、知識と技術を共有する協定を結んだ。野焼き問題についても、両地域で協力していく。

4月28日 Over 500 farm fires in past 2 days

コムギのもみ殻(chaff, toori)が高値で取引されているにもかかわらず、農家は畑に残された株に火をつけている。これまで1300件の野焼きが確認され、うち500件は過去2日間に発生した。2019年は8,921件、2020年は11,014件、2021年は9,806件だった。もみ殻はラジャスターン州に持っていくと、高値で買い取られる。昨年はRs 1,100-1,500/quintalだったが、今年はRs 2,800-3,000/quintalで取引されている。

4月29日 Powerless, farmers fume over long outages

パンジャーブ州南部、Bathinda県の綿花地帯では、電力供給が不十分なため、綿花の播種が遅れる見込み。4/15から5/15の間に播種することが奨励されている。運河の末端部に位置する村では、管井戸で灌漑しないといけない。

4月29日 2,029 farm fires logged in 48 hrs

今季、パンジャーブ州では3,093件の野焼きが確認された。昨年の同時期は965件だった。今年は高温のため、コムギの登熟速度が速い。Sangrur県が最多の357件、Ferozepur県が327件。汚染物質が拡散するので、野焼きが増えても、環境への影響は小さいと、PPCBの専門家は言う。

4月30日 Coal shortage worsens power crisis, demand at all-time high

連日の高温でデリー首都圏では電力需要が高まり、発電用の石炭が残り少なくなっている。地下鉄や病院への電力供給も遮断されるおそれ。

5月

5月1日 Govt offers Rs 1,500/acre aid for direct seeding of rice

パンジャーブ州政府は、今季に稲を直播する農家すべてに、Rs 1,500/acreの助成金を出すと発表した。地下水を過剰に消費する稲の移植栽培を減らす目的。稲の直播は、5/20に解禁する。労働力不足の解決にもつながる。昨年は150.2万エーカーで、稲の直播栽培が行われた。今年は面積を2倍に増やす目標を立てている。

5月1日 Hottest April in Northwest, central India in 122 years: IMD

インド気象局の発表では、インド北西部と中部の4月の平均気温は、35.9℃、37.78℃で、過去122年間で最高値を記録した。全インドの4月平均気温は35.05℃で、1900年以降、過去4番目に高かった。

5月3日 Home delivery of wheat flour in Punjab from Oct

パンジャーブ州政府は、10/1より、1540万世帯に毎月小麦粉を届ける施策を発表した。

5月3日 Gujarat Bt cotton seed makes way into state illegally

グジャラート州から、pink bollwormに弱い綿花(Btコットン)の種子がパンジャーブ州に持ち込まれており、農家が知らずに購入している。

5月3日 Potash up Rs 600/50kg, AAP criticises Centre

連邦政府が農家を困らせるために、意図的に肥料の価格を吊り上げているとして、パンジャーブ州の与党AAPが非難している。

5月3日 Agri revamp plan: DSR, moong cultivation

パンジャーブ州の与党になったAAPは、このカリフ季から農業を大きく変革させようとしている。地下水の低下を止めるために、稲の直播のほか、7月から栽培される稲品種3つ(126, 128, 130)、moong豆の栽培、maizeの栽培も奨励する。州政府は毎年、管井戸用の電力補助に650億ルピー支出しているが、直播栽培を増やすことで、管井戸の利用が15%減少する見込みで、余った補助金分の予算を、直播栽培の助成金(Rs 1,500/acre)に回す予定。

5月4日 Wheat stubble burning continues in many dists

連邦政府のウェブサイト「Bhuvan」によると、ハリヤーナー州では4/30に841件の野焼きが確認された。Sirsa県で32件、Fatehabad県で25件。

5月5日 Narrow escape for 32 students as bus catches fire from stubble blaze

強風に煽られた野焼きの火が32人の生徒を乗せたバスに燃え移って、2名が怪我をした。

5月6日 Rs 7K cr loss feared due to low wheat arrival

5/5時点で、市場に持ち込まれたコムギの量は1007.2万トン(昨年同時期1332.8万トン)。農家の収入が減るだけでなく、市場経営者、労働者、運搬業者の収入も減少している。

5月6日 Staggered paddy sowing from June 18

電力需要を緩和するために、稲の移植は6/18、6/20、6/22に6県ずつ始まり、6/24に残りの5県で始まる。収穫時期が早い県から、順に移植を開始する。農家は5/18から苗代の準備を始める。

5月7日 Direct rice seeding on panchayat land: Govt

パンジャーブ州政府は、意識向上のために、パンチャヤートの土地で、稲の直播を実践することを決めた。

5月7日 Mann promises MSP on moong

パンジャーブ州首相は、作物多様化を進めるために、moong豆をMSP(Rs 7,275/quintal)で買い取ることを発表した。栽培期間は55日間なので、今すぐ播くと7月第1週に収穫できて、稲の晩生種(PR126やBasmati)の栽培も可能。

5月7日 Low on gluten, ancient wheat variety four times the MSP

数千年前にパンジャーブ地方で栽培されていたコムギの古代種「Sona Moti」が、MSP(Rs 2,015/quintal)の4倍の、Rs 7,500-8,000で取引されている。グルテン含有量が少なく、血糖値も下げるので、健康志向の消費者が購入を予約している。

5月8日 Gurdwaras to propagate new farm techniques

最高裁の派遣団は、シク教のグルドワラが、農家に水を消費する伝統的な農法から、環境保全型の新農法に切り替えることを伝えるように指示した。

5月9日 MSP on moong welcome, but it’s too late: Farmers

moong豆にMSPを設定するというパンジャーブ州政府の決定を農家は歓迎しているが、播種時期は3月最終週から4月なので、今からでは遅すぎると言う。

5月10日 In Gurdaspur, 800 farm fires this season, not even one FIR

Punjab Remote Sensing Centre(PRSC)によると、今季だけで800件以上の野焼きを確認しているにもかかわらず、Gurdaspur県では警察への通報が1件もない。州政権がAAP党になってから、農業局はクレームを出さなくなった。

5月11日 Demand up, PSPCL braces for costliest paddy season

今年の稲作時期の電力需要は、過去最大になる見込み。パンジャーブ州の管井戸の数は、2018年に136.6万台だったが、今では150万台になっている。パンジャーブ州電力公社(PSPCL)の負担も、200億から250億ルピーに増大している。

5月11日 Farmers refuse to go for staggered sowing

パンジャーブ州政府は、電力供給を保証するために、6月18日から順に稲の移植を始めるよう求めているが、農家の代表は6月10日から移植をすると主張している。

5月11日 Govt: Bidders must adopt DSR technique on panchayat land

パンジャーブ州でオークションにかけられる、パンチャヤートの土地17万エーカーで稲を栽培する際は、直播栽培を採用しないといけないことに政府が決めた。

5月13日 Advice on phased sowing, DSR came late, say farmers

パンジャーブ州では与党AAPが稲の直播栽培と移植開始日の調整を要請しているが、農家は4月までに稲の晩生品種を購入して、すでに苗を準備している。

5月13日 Payment delayed, cane farmers switch to wheat, paddy cultivation

パンジャーブ州政府は作物多様化の目的でサトウキビ栽培を促進していたが、Sangrur県とMalerkotla県では、作物の代金が支払われなかったために、農家はサトウキビ栽培をやめて、コムギと稲の栽培を再開している。

5月15日 Govt bans wheat export to rein in food inflation

インド政府は、価格高騰を抑えるために、コムギの即時輸出停止を決定した。コムギの買い取り時のしなびた実や破損した実の割合の上限を、6%から18%へ緩和することも決めた。

5月15日 Pvt traders dejected, mill owners happy over ban on wheat export

コムギ輸出停止の政府の決定は、高値を期待していた民間取引業者と農家を落胆させたが、精米業者は安堵している。

5月16日 After wheat export ban, Centre extends procurement deadline

連邦政府は、パンジャーブ州のコムギの買い取り期間を5/31まで延長すると発表した。5/14までに政府により買い取られたコムギは18トンで、昨年の36.7トンよりも大幅に少ない。

5月16日 Farmers double area under moong after MSP assurance

パンジャーブ州首相がMSPを保証すると宣言してから、moong豆の栽培面積が倍増している。Mansa県、Moga県、Ludhiana県などで栽培されている。

5月16日 Breaking wheat-paddy cycle, Amritsar brothers grow exotic produce

稲とコムギの二毛作を転換するために、Amritsarの家族農園ではPAUと協力して、ドラゴンフルーツ、パパイヤ、アボカド、イチジク、リンゴ、マンゴーなど、珍しい果物を栽培している。

5月17日 ‘High flouride’ levels in Malwa groundwater

Malwa地方の745地点で採取された地下水のうち49%で、高濃度のフッ化物が検出された。子どもと10代の若者に健康被害が出るおそれ。

5月17日 Direct seeding of rice starts from CM’s village

地下水枯渇を防ぐために、パンジャーブ州首相の故郷の村で、稲の直播が始まった。Rs 1,500のインセンティブがもらえる他、moongとBasmatiにMSPが設定される。

5月17日 Defying advisory, farmers water fields for paddy

Jalandhar近郊の村では、すでに田んぼに水を入れている農家がいる。土地を冷やすためと言うが、まったく意味のない行為であると専門家は批判。州政府は州内を4地域に分けて、6/18から6/24まで順番に移植を開始させようと計画している。

5月17日 With 25K acres, Mansa tops state in moong cultivation

Moong豆の栽培面積は、昨年の42,000エーカーから倍増して、今年は96,000エーカーに増える見込み。Mansa県が面積最大。60日の栽培期間で、収入が得られる。連邦政府のMSPはRs 7,275/quintal。

5月17日 Malerkotla brothers exhort villagers to shun farm fires

Malerkotla県のある農家は、過去8年間、野焼きをせずに農業を続けている。RotavatorやMulcharを使って、作物残渣は土壌にすき込んでいる。投入コストが低下し、単収は増大した。

5月19日 Most demands met, farmers call of protest

パンジャーブ州首相との面会を果たし、ほとんどの要求が認められることになったので、農民集団は抗議活動を中止した。稲の移植時期を6/14-17に前倒しすること、州内を5地域ではなく2地域に分割して移植日を決めること、コムギの収量が下がった世帯にRs 500/quintalのボーナス、など。BasmatiにMSPを設定するには国務大臣の承認が必要。地下水とそれを汲み上げるための電力供給がないと、稲の直播はできないと農家は言う。

5月19日 97 villages exempt from paddy schedule

パンジャーブ州政府は、新しい稲の移植スケジュールを発表したが、Muktasar県、Faridkot県、Fazilka県、Bathinda県、Mansa県の97村は、湛水しやすい地域ということで、スケジュールから外された。いつでも栽培を開始できる。

5月19日 Transplant PR varieties after June 20: PAU

PAUの専門家は、地下水への負担を軽減するための、早生か中生の11種類の稲品種を推奨した。6/25付近に移植すると単収が最大になると言う。早く移植しすぎると、高温の季節に開花期を迎えるので単収が下がる。害虫(stem borers of rice)が大量に発生することもある。

5月19日 Direct seeding of rice faces rodent threat

パンジャーブ州政府は、地下水を保全するために、今季、120万ヘクタールの耕地で稲の直播栽培を行うことを目標としているが、Moga県とFerozepur県のサトレジ河畔に住む農家は、乾燥気候下で、種籾がネズミに齧られたため、再度、移植し直している。PAUによってDSRが提唱されたのは2010年のことで、2020年のコロナ禍で労働力不足に陥り、初めて注目された。

5月19日 Pollution behind 23.5 lakh premature deaths in 2019

The Lancet Planetary Health journalに新たに掲載された研究によると、インドでは2019年にあらゆる汚染で235万人の未熟児が亡くなっており、世界最悪だった。大気汚染で亡くなった人は167万人。高濃度のPM2.5で亡くなった人は98万人。屋内大気汚染で亡くなった人は61万人。

5月20日 CM meets Shah, takes up MSP

パンジャーブ州首相は、インド内務大臣Amit Shahと面会し、Basmati米のMSPを設定するように要求した。コムギの収量が下がった農家へのRs 500/quintalの補償金支払いについても求めた。

5月21日 In Haryana, straw burning cases dip as fodder prices rise

飼料価格が高騰したため、ハリヤーナー州では今季のコムギの藁焼き件数が減少した。2020年の野焼きは3,499件だったが、2022年は2,873件だった。ラジャスターン州で飼料の需要が高まったため、コムギの藁の価格は、Rs 1,500/quintalまで高騰した。

5月22日 Centre agrees to buy moong at MSP

インド政府は、パンジャーブ州のmoong豆をMSPで買い取ることに同意した。パンジャーブ州政府は買取代金の15%以上を負担する。Moong豆の栽培期間は65日で、単収は約5 quintal/acre。MSPはRs 7,275/quintalだが、市場価格はそれを上回る。

5月23日 Waterlogging-hit villagers take to shrimp farming

Muktasar県で湛水した地域の280エーカーでは、エビ養殖が始まっている。連邦政府と州政府から、エビ養殖を始める一般カーストには40%、SC/STには60%の補助が下りる。年間40-50万ルピーの利益がある。

5月24日 Paddy transplant on June 14, 18

パンジャーブ州政府は稲の移植日を6/14と6/18の2日間に設定した。苗床への播種は5/14、DSRは5/20とした。

5月25日 Fixing MSP for rabi crops a challenge for Centre

コムギの収量が低かったので、農家は稲の作付面積を拡大させることが予想される。投入財のコストが上昇しているので、今季の稲のMSPは、通常よりも高くなる見込みだが、連邦政府にとっては財政負担が増大する。

5月26日 DSR portal launched

パンジャーブ州首相は、農家に稲直播を奨励するためにポータルを開設した。農家が銀行口座を登録すると、Rs 1,500/acreの奨励金が振り込まれる。DSRを採用することで、水使用量が15-20%、労働賃金がRs 4,000/acre、それぞれ削減される。

5月28日 Will go for corn, millet cultivation next year: CM

パンジャーブ州首相は、今年のmoong豆栽培の奨励に続き、地下水枯渇を防ぐために、来年はトウモロコシ、ヒエmillet、ヒマワリ、マスタード、pulse豆の栽培を奨励すると発表した。200万エーカーの水田が稲直播DSRで栽培されたと強調した。

5月30日 Govt mulls banning 9 pesticides for basmati

パンジャーブ州で栽培されるバスマティ米に高濃度の殺虫剤が残留していることが分かったため、州政府は9種類の殺虫剤の使用を禁止することを検討している。州政府はバスマティ米の栽培面積を、昨年の48.5万ヘクタールから55万ヘクタールへ拡大させる計画。殺虫剤を禁止にすると、輸出量が増えて、農家の利益も上がる。

6月

6月1日 Govt tightens norms to check wheat export

インド政府は、5/13に発表したコムギ輸出禁止の命令を順守させるために、書類の点検を強化している。

6月2日 Farmers go solar, install panels to run tubewell motors

Kapurthala県Sultanpur Lodhi市の農家は、管井戸を新規に電源に接続することが認められなかったので、ソーラーパネルを付けて動かしている。3-7.5馬力のパネルが、15万~25万ルピーで購入される。稲作時期にディーゼルエンジンで管井戸を稼働させると、1時間当たり150ルピーかかる。1日8時間で1200ルピーかかる。

6月6日 Single-use plastic banned from July

炭素排出量を抑えるために、パンジャーブ州政府は来月から、リサイクルされないビニールの使用を禁止にすると発表した。AAP政権は、グルの教えに従って、パンジャーブ州をよりエコ(greener)に、より健全(healthier)に、より汚染が少なくなるように努める。

6月7日 PSPCL arranges 5,000 MW more for paddy season

パンジャーブ州電力公社(PSPCL)は、稲作時期に電力需要が高まるのを見越して、5,000MWの余剰電力を確保した。140万台の管井戸が電力を使用する。稲の移植が解禁になる6/10に、国境からBarbed wireまで、6/14にMajha地方、Doaba地方、Ropar市、Mohali市、6/17にMalwa地方の残りに、順次、電力が供給される。

6月7日 Poor response to DSR, deadline extended

パンジャーブ州政府は、稲の直播面積を120万ヘクタールまで増やすという目標を達成するために、農家の申込み期限を5/31から6/30に延長した。まだ7.2万ヘクタールしか直播されていない。昨年に稲直播をした農家の中には、雑草の問題に直面して、収量が低下した者がいる。今年はすでにコムギの収量が低かったので、リスクを取りたくない。

6月7日 Farmer dies by suicide

Abohar市近郊村の農家が、3人の仲介業者と銀行から借りていた300万ルピーの負債を返済できずに、自殺した。

6月9日 Paddy MSP hiked by Rs 100/quintal

連邦政府は、米のMSPを100ルピー上げて、2022年度はRs 2,040/quintalに設定した。Maize, jowar, pulses, cottonなど14種類のカリフ作物についても、MSPを引き上げた。

6月9日 Farmers will get 8-hr supply: PSPCL

6/10から6/17にかけて段階的に始まる田植えに対して、パンジャーブ州電力公社(PSPCL)は、8時間の電力供給を保証した。

6月9日 Lacking power, water for sowing paddy, Muktsar farmers block roads

堤防崩壊で運河の水が届かず、綿花の作付けができなかったため、Muktsar県では、稲の直播をしようとしているが、管井戸を動かすための電力が1日3時間しか供給されず、農家が抗議している。

6月9日 Pink bollworm attack leaves farmers worried

Mansa県では、pink bollwormがBtコットンを襲撃したので、農家がスプレーで反撃している。

6月10日 Load enhancement fee cut for tubewells

パンジャーブ州首相は、農家が管井戸のために払うload enhancement feeをRs 4,750からRs 2,500に値下げると発表した。農家組合が要求していた。農家の投入コストが増大しているので、少しでも下げて負担を軽減する目的。

6月10日 Pink bollworm attacks cotton sown early

ハリヤーナー州では、早播きの綿花がpink bollwormの被害に遭っている。

6月11日 Paddy growers look for migrants at rly station

6/15から稲の移植が始まるのを受けて、ハリヤーナー州Ambalaの鉄道駅では、地元やパンジャーブ州の農家が、鉄道で来る出稼ぎ労働者を雇用しようと待ち構えている。2021年は労賃としてRs 2,700-3,200/acreが支払われたが、今年は、労働者はRs 3,500/acre以上を求めている。DSRに切り替えると安上がりで済むが、雑草の問題が生じると結局、費用がかさむ。

6月12日 Rs 10 crore medicine grant for rural dispensaries lapses

1億ルピーの補助金が投入されたにもかかわらず、村の診療所では、過去2年間、必要な薬が購入されず、補助金の期限切れを迎えている。パンジャーブ州政府が、村の診療所の管轄を、保健局から農村開発局に移したことも原因か。役人のやる気がない。

6月13日 Farmers start sowing paddy in advance

Malwa地方では6/17に正式に稲の移植が解禁されるが、いくつかの村ではすでに、晩生品種の移植を始めている農家がいる。まだPSPCLが電力を供給していないので、灌漑用モーターのためにディーゼルを使用している。農家組合の力が強い村は、政府の影響力が届かない。

6月13日 Litmus test for PSPCL as paddy season commences

6/17から稲の移植第一弾が解禁になるので、パンジャーブ州内の電力需要が1,000MW以上も跳ね上がる見込み。PSPCLは、昨年は需要に応えることができなかったので、今年は電力を供給できるかどうか、試練が待ち構えている。

6月13日 Moong procurement begins

パンジャーブ州政府は、MSP(Rs 7,275/quintal)でのMoong豆の買取を始めた。1エーカーで5 quintalの収穫が見込めるので、コムギの収穫から稲の移植の間に、農家はRs 36,000/acreの収入になる。Moong豆の作付面積は、昨年度は50,000 acresだったが、今年は10万エーカーに倍増した。

6月14日 Power supply not enough, Haryana farmers fume as paddy sowing begins

ハリヤーナー州では6/15から稲の移植が始まるが、1日5時間しか電力が供給されず、田に水を入れて準備ができない農家が困惑している。

6月14日 Farmers protest outside Sunam MLA’s residence

Moong豆栽培農家は、彼らの収穫物がMSPのRs 7,275で買い取ってもらえないとして、AAP党の議員の家の前で抗議活動を起こしている。

6月14日 All 4 Ropar thermal plant units trip; PSPCL loses 700 MW

稲の移植日を前に、Ropar (Rupnagar)市にある4基の火力発電所が、需要過多のせいで停止して、PSPCLの電力供給が700MW低下した。

6月14日 Mann: Will ensure regular electricity supply for sowing

パンジャーブ州首相は、明日から始まる稲の移植を前に、スムースな電力供給のための準備が整っていると述べた。

6月15日 Govt allows arhtiyas to buy moong for private traders

パンジャーブ州政府は、州の水準に満たないmoong豆を、農家が仲介業者を通じて民間に売却することを認めた。これまで、Markfed社の管轄下の協同組合を通して、州の基準を満たしたものしか売却できなかった。

6月16日 Power demand up 500 MW in 24 hrs

6/15から稲の移植が始まり、パンジャーブ州の電力需要が高まっている。まだ停電にはなっていないが、発電所には石炭の備蓄が数週間分しかない。

6月16日 Must adopt rainwater harvesting says morcha

パンジャーブ州選出の下院議員の集会で、地下水位の低下を防ぐために、雨水を集めて地下水を涵養する方法を政府が検討すべきだという発言があった。

6月16日32% rain deficit across nation, 77% in northwest

インド亜大陸に南西モンスーンが到来して15日以上経つが、6/1から6/15まで、インド北西部は、平年の降水量25.4 mmに対して、今年は5.8 mmしか降っておらず、77%も不足している。

6月17日 Paddy sowing in Malwa from today

Malwa地方(Mansa県、Bathinda県、Sangrur県、Moga県、Barnala県、Muktsar県、Faridkot県、Patiala県、Malerkotla県、Ludhiana県、Fatehgarh県、Ferozepur県、Fazilka県)では、6/17から稲の移植が始まる。PSPCLは、当日の深夜から、1日8時間の電力供給を行う予定。

6月17日 Agri Dept gives 8,000 quintal substandard seed to farmers

農業局が農家に配布した、dhaincha(緑肥)の種子が、品質不良のものであったことが判明した。土壌改良のために、コムギ収穫後から稲の移植前までに播く。

6月19日 Rain brings respite, paddy sowing picks up

稲の移植が進む中、適度な雨が降ったので、灌漑用水への依存度が軽減された。綿花栽培農家にとっても、干ばつ気味だったので、安心材料となった。

6月20日 In maiden Budget, AAP govt focus on edu, health & agriculture

パンジャーブ州政府は、教育、保健、農業分野の予算を増やすことを検討している。農業分野では、300ユニット分の電力料金補助、moong豆とmaizeの買取、稲直播のための補助金などを予定している。

6月20日 Dept fails to bring 50K hecrares under cotton crop in Muktsar

南西部Muktsar県では、運河が20日間閉じられていたために、綿花を播種することができず、目標の5万ヘクタールには届かず、栽培面積は37,080ヘクタールにとどまった。

6月20日 DSR makes patchy progress

 コロナ禍で出稼ぎ労働者が帰省して以来、パンジャーブ州では稲直播がブームになった。2020年は50万ヘクタール、2021年は60.1万ヘクタールが直播栽培された。しかし、2022年は20-30万ヘクタールにとどまる見込み。直播する前に、水田を2度灌漑しないといけない。ドリルの不足、収量の低下、雑草の生育などが農家のハードルになっている。今年は5月第3週に一度雨が降っただけで、高温の日が続いたので、播種が困難だった。

6月21日 At Jagraon, moong sells above MSP; 75% purchase in Ludhiana alone

Moong豆はMSPがRs 7,275/quintalのところ、Ludhianaの市場ではRs 7,475/quintalで買い取られている。パンジャーブ州内のmoong豆の75%がこの市場で買い取られている。

6月21日 Break wheat-paddy cycle, says ‘Millet Man’

Millet Manとして知られる、南インドのマイソ-ル在住のKhadar Vali博士は、稲とコムギの二毛作を転換するために、milletを植えるべきだと主張した。

6月21日 PAU-approved rice varieties getting good response: Expert

パンジャーブ農業大学は、州内35箇所で稲の種子販売を行い、水を大量に消費するPusa-44やその他の晩稲種に代わり、PR-126といった早生種が農家に選ばれた。Muktsar県やFazilka県の農家は、Basmati種を選択した。

6月22日 Debt-ridden farmer kills self in Fatehgarh Sahib

40万ルピーの借金を背負っていた農家の男性が自殺した。

6月22日 Wheat procurement ended 3 weeks ago, arhtiyas await dues

コムギの買取期間が終わって3週間経つのに、ハリヤーナー州の仲介業者はまだ政府から代金を受け取っていないとして抗議している。

6月23日 Rain boon for paddy plantation in Malwa

南部Malwa地方の、Ferozepur県、Faridkot県、Moga県、Muktsar県、Bathinda県、Mansa県では、昨日降った雨のおかげもあり、稲の移植作業が順調に進んでいる。最近の抗議活動のせいで鉄道が止まって、労働者が来られないところもある。

6月24日 Pink bollworm attack in Mansa yet again

南部Mansa県では、昨年に引き続き、今年も綿花にpink bollwormが寄生する被害に遭っている。まだ小規模だが、何も手を打たないと広がってしまう。

6月27日‘High’ coal prices, Bathinda brick-kilns shut ops

Bathinda県のレンガ製造組合は、石炭価格の高騰と物品税の引き上げにより、利潤が小さくなったため、政府が支援をするまで、レンガ製造を無期限で中止にすると発表した。

6月28日 No fresh taxes, AAP goes with poll promises

パンジャーブ州のAAP政権は、選挙公約通り、7月以降、全世帯に300ユニット分の電力を無償で提供することを発表した。稲の直播と、moong豆のMSPでの買取も引き続き推進する。

6月28日 Free power for farms, groundwater priority

パンジャーブ州の財務大臣は、、地下水を節約する技術として、稲の直播を広めるために、2022年度予算で45億ルピー支出すると発表した。野焼きについては、農家が次の作物を栽培するために耕地を準備する一環として、やむをえないことであると財務大臣は実感している。しかし、大気汚染を引き起こし、土壌にも良くないので、何らかの対策をとるために20億ルピーの予算を計上する。パンジャーブ州の財務大臣は、、地下水を節約する技術として、稲の直播を広めるために、2022年度予算で45億ルピー支出すると発表した。野焼きについては、農家が次の作物を栽培するために耕地を準備する一環として、やむをえないことであると財務大臣は実感している。しかし、大気汚染を引き起こし、土壌にも良くないので、何らかの対策をとるために20億ルピーの予算を計上する。

6月29日 ED coming to probe agri scam, officials told to have records ready

2019年10月に本紙で発覚した、Bathinda県の34箇所の農業機械バンクが、連邦政府から80%の補助金をもらっておきながら書類上でしか存在しなかったスキャンダルについて、前の国民会議派政権は捜査できなかったが、現・AAP政権は捜査する準備ができている。

6月30日 Rs 274 cr spent on diversification, but paddy area up 7.18%: CAG

インド会計監査院のレポートによると、2014年から2019年まで、作物多様化政策に27.4億ルピーが費やされたにもかかわらず、稲の作付面積が7.18%増加して、地下水が枯渇の危機にある地区の数も増えた。

7月

7月1日 Now, farmers can opt for DSR till July 4

120万ヘクタールの耕地で稲の直播栽培を実施するという目標を達成できなかったため、農業局は再度締切りを延長して、7/4まで農家からの申し込みを受け付けることにした。Rs 1,500/acreのインセンティブが支給される。現時点で、7.7万ヘクタールで稲の直播栽培が行われている。農家は雑草繁茂を懸念する。Malwa地方の一部では運河が破堤して水が不足。

7月2日 300-unit free power scheme launched, 60 lakh to benefit

7/1より、AAP政権は、300ユニットまでの電力料金を無償化するプログラムを実現する。毎月の電力使用量が300ユニット未満の場合、無償になる。738万人の家庭電力消費者のうち、620万人が利益を享受する見込み。2296億ルピーの予算をかける。

7月2日 Crores spent on subsidy, but stubble-burning up: CAG

インド会計監査院の報告書によると、作物残渣物処理に何千万ルピーもの予算が費やされたにもかかわらず、2017年度の43,660件から2018年度は49,905件へ野焼き件数が増えた。当局がプログラムの進捗と実績をモニタリング・評価してこなかった、と監査院は批判している。

7月2日 Whitefly ‘attack’ in Bathinda, PAU experts visit farms to assess loss

Bathinda県の綿花畑をwhiteflyが襲撃したので、PAUの専門家チームが視察に訪れた。

7月2日 Heavy rain floods Mansa fields

6/30以降の大雨により、Mansa県の8村では低みにある耕地が湛水している。綿花や稲などが水没してしまった。

7月3日 To pacify farmers, govt set to relax procurement norms for moong

パンジャーブ州政府の買取基準が厳しいので、moong豆栽培農家は、2351人が民間業者に売却する一方で、MSPで政府に売却できたのは114人だけだった。州政府は、Rs 6,000/quintal未満で業者に売却した農家には、最大Rs 1,000 /quintalを支払うと約束した。

7月4日 Sangrur readies for flood threat

過去にGhaggar川の洪水の被害に遭っているため、Sangrur県当局は大雨の後、洪水の監視をするように指示を出した。

7月4日 Farmers growing pulses, oilseed to get Rs 4K per acre

ハリヤーナー州政府は作物多様化を推進するために、7県でpulse豆とoilseedを栽培した農家に、Rs 4,000/acreの資金を支給することを決めた。

7月4日 In Ambala dist, crop-diversification scheme gets lukewarm response

水を多量に使用する稲の面積を減らして作物多様化を進めるための「Mera Pani Meri Virasat」計画は、ハリヤーナー州Ambala県では微妙な反応にとどまっている。
代替作物に切り替えた農家は、Rs 7,000/acreのインセンティブが支給されるが、目標の5,041エーカーのうち、達成値は2,750エーカーにとどまっている。稲に比べて代替作物は収量が低いため、農家はためらっている。

7月5日 In CM’s district, farmers not interested in water-saving DSR

パンジャーブ州首相の出身県であるSangrur県でも、稲直播を採用するよう農家を説得するのに苦労している。Sangrur県(Malerkotlaを含む)では、2021年度は30,741ヘクタールで稲直播が行われたが、今年はRs 1,500/acreの補助金があるにもかかわらず、3,469ヘクタールまで激減している。昨年は雑草の問題が生じたのに政府は何も支援してくれなかったと農家は言う。昨年はコロナで労働力不足の問題もあったため稲直播をする農家が多かったが、今年は労働力は足りている。コムギの収量が低かったせいもある。

7月5日 Now, Rs 5 crore wheat scam in Moga

Moga県にあるPungrain社の穀物倉庫から、1000 quintal、250万ルピー相当のコムギ、と2340万ルピー相当のコムギ入り袋が、行方不明であることが判明した。

7月6日 CM orders probe into agri machinery scam

本誌が2019年10月18日に暴いた117.8億ルピーの農業機械の補助金に関するスキャンダルについて、パンジャーブ州首相は調査を命じた。Bathinda県に34箇所の機械バンクが設立されて、連邦政府の補助金が支給されたが、そのほとんどが書類上にしか存在しなかった。

7月7日 Nod to 600-unit free power

パンジャーブ州の内閣は、7/1からすべての世帯に600ユニット分の電力を無償提供する財源を承認した。電気料金の滞納についても帳消しにする。

7月8日 Workshop on clean air

Centre for Study of Science, Technology and PolicyとCouncil on Energy, Environment and Water (CEEW)が、Bangaloreを拠点とする新興企業Asarが主催する「大気浄化(clean air)」のワークショップに参加した。

7月9日 Farmers relieved as rain reduces whitefly attack on cotton crop

南部Muktsar県の綿花農家は、whiteflyの襲来に悩んでいたが、昨日の大雨でwhiteflyの数が減少して安心した。

7月11日 Despite incentive, 7% of targeted area under DSR

パンジャーブ州首相が4月に、稲直播栽培を採用した農家にRs 1,500/acreのインセンティブを払うと宣言したにもかかわらず、297万エーカーの目標に対して、20.6万エーカー(6.9%)しか達成できていない。Muktsar県、Fazilka県、Mohali県、Bathinda県、Mansa県で比較的成功している一方で、Hoshiarpur県、Pathankot県、Ropar県、Fategarh Sahib県で少ない。Malwa地方の一部では、運河が決壊して水が不足していることも原因。

7月11日 Expecting losses, kinnow farmers switch to cotton, other crops

Kinnowの作物は、3月の高温とその後の長期間の運河の閉鎖によって大きな影響を被って、収量が平年の20-25%にとどまる見込みなので、州南西部の栽培農家は綿花に栽培に切り替えた。

7月13日 Beneficiaries got Rs 35 crore subsidy multiple times in 2018-19: Inquiry

野焼きを減らすために、インド政府は2018年度から2021年度まで、農業残差処理機械の購入補助のために、117.8億ルピーを支出した。同じ受給者に複数回にわたって、3.5億ルピーが振り込まれたこともあった。

7月13日 Minister inspects pest-hit cotton fields in Bathinda

パンジャーブ州の農業大臣は、whiteflyとpink bollwormの襲撃に遭った、Bathinda県の綿花畑を視察した。同時に230のチームが757箇所を訪問した。作物多様化を進めるために、メイズやトウモロコシを重視する。

7月14日 Pest attack on cotton crop for 2nd consecutive year

南部の綿花地帯では、昨年のpink bollwormの被害に続き、今年もwhiteflyの被害が出ている。偽物の種子と肥料を販売した会社には、厳しい措置を講じねばならないと、農家団体は話す。

7月14日 Harsimrat inspects cotton fields at Naruana village

地元出身の国会議員がBathinda県の綿花栽培農家を視察した。パンジャーブ州首相は新聞に広告を出すのではなく、被害に遭った農家に保証を出すべきだと言った。

7月14日 To curb pollution in NCR, new policy framed

The Commission for Air Quality Management (CAQM)は、首都圏の大気汚染を解消するために、自然エネルギー、交通規制、植林などに取り組むことを決めた。報告書では、2021年までにパンジャーブ州で、1.3万台以上のHappy Seeder、1.76万台以上のSuper Seederが導入されたが、利用率が低いことが指摘されている。

7月15日 Muktsar farmers getting rid of whitefly-infested cotton crop

Muktsar県の綿花農家はwhiteflyの襲撃を受けた作物を廃棄している。農業局の教えに従い、殺虫剤を2度撒いたにもかかわらず、ダメになってしまった。

7月16日 Flood-like situation in Malwa belt

7/15に降った大雨のせいで、Abohar市近くで道路が冠水したため、排水するために軍隊が招集された。

7月17日 Muktsar farmers build ‘bundhs’ to save crops from waterlogging

7/15に降った雨で広大な農地が水没したため、水を食い止めるために農家は勝手に堰を造っている。排水ポンプがフル稼働しているので心配ないとMuktsar県の長官は言う。

7月18日 Sutlej in spate, crops damaged in Fazilka

モンスーンの雨によりサトレジ川の水位が上昇して、Fazilka県の村々の数百エーカーの作物が水没した。Malwa地方で過去2日間に雨が降り続いたせいで、10万エーカーの稲が被害を受けた。排水システムがメンテナンスされていなかった。

7月18日 Heavy rain in last 24 hours offsets monsoon deficiency across state

インド北西部では過去24時間で広範囲に雨が降り、パンジャーブ州のモンスーン雨量も回復した。Malwa地方は過去24時間で平年以上の雨が降ったが、Doaba地方は雨量が不足しており、Majha地方は乾燥が続いている。

7月18日 New pesticide residue norms may hit basmati exports; farmers worried

Food Safety and Standards Authority of India (FSSAI)が、インド産のバスマティ米を西アジア諸国(ヨルダンやカタール)に輸入できるようにするために、残留農薬のレベルを上げることを提案した。9つの農薬が禁止となる。

7月20日 No representation in MSP panel, Punjab fumes

連邦政府のMSPに関する委員会に、カルナータカ州、オディシャ州、シッキム州、アンドラ・プラデーシュ州の代表は入っているのに、パンジャーブ州政府の代表が排除されているとして、抗議している。

7月20日 Fear of vector-borne disease looms over Muktsar district

Muktsar県で洪水に遭った村では、5日経ってもまだ水に浸かっているので、蚊が媒介する病気が蔓延するおそれがある。

7月21日 Crop on 2L acres damaged, no spl girdwari ordered

過去1週間に降った雨で、Fazilka県では7万エーカー、Muktsar県では12.6万エーカーの稲が被害に遭った。

7月21日 CM flays NDA for ignoring state in MSP panel

パンジャーブ州首相は、作物のMSPを議論する委員会からパンジャーブ州の代表を排除したとして、連保政府与党を批判した。

7月22日 Farmers to block state highways on Aug 3

連邦政府が設立したMSPに関する新委員会を拒否するとして、農家団体BKUは8/22にデリーで抗議行動を起こすと宣言した。

7月22日 34K hectares waterlogged in Muktsar

雨が降ってから1週間が経つが、Muktsar県の34,000ヘクタールの耕地が水没したまま。23,000ヘクタールの稲と、11,000ヘクタールの綿花が水没した。

7月22日 Over 71,000 acres still inundated in Fazilka

Fazilka県では、大雨と上流のパキスタンからの放水により、176村が水没したまま。

7月23日 Rejig MSP panel, don’t ignore Punjab, Mann writes to PM

作物のMSPを検討する委員会にパンジャーブ州の代表を加えるよう、パンジャーブ州首相はモディ首相たちにレターを書いた。

7月23日 Cotton farmers protest delay in release of relief

昨年のpink bollwormの襲来により被害を受けた綿花について、Bathinda県の栽培農家は補償を求めて抗議活動を行った。2年連続で被害に遭ったのに、農業局は何もしてくれないと言う。

7月24日 13 cities record poor AQI over 100 days, Faridabad worst-hit for 2nd year in row

ハリヤーナー州の13都市が、2021年に100日以上AQIが’bad’になった。Faridabadが177日、Gurugramが150日、HisarとBahadurgarhが146日など。インドの全州の中で最悪のレベル。2番目はUP州の11都市。2020年はハリヤーナー州の6都市が100日以上’bad’であっただけだった。連邦政府は、首都圏における石油コークス(pet cokes)とファーネス油(furnace oil)の使用禁止、レンガ工場の操業を1日おきにする、10年以上経つディーゼル車と15年以上経つガソリン車の使用禁止など課している。

7月24日 Govt: No proof to link deaths to air pollution

The Lancetに掲載された研究によると、2019年にインドでは大気汚染のせいで167万人が亡くなったと推定されるが、インド政府は、大気汚染と死亡率の関連を示すデータはないと否定する。

7月25日 Showers inundate fields in Sangrur, farmers fear loss

Sangrur県では過去3日の雨で、数百エーカーの水田が水没した。昨年の大雨被害についても、まだ政府から援助をもらっていない。

7月25日 After pest attack, Malwa growers remove damaged crop

Whiteflyとpink bollwormの感染が収まる気配がないので、Bathinda県の綿花農家は被害を受けた作物を廃棄している。

7月25日 Crop insurance scheme benefits firms: Hooda

ハリヤーナー州の前首相は、BJPが導入した、稲、綿花、bajra、メイズの作物を保険するPrime Minister Fasal Bima Yojana (PMFBY)は、農家の利益にならず、保険会社の利益になるだけであると述べた。農家は補償を求めて苦労しているというのに、保険会社は過去5年間で4000億ルピー儲けた。

7月26日 Order girdwari to assess crop loss: Farmers to govt

7/15頃に降った雨のせいで、Muktsar県では広範囲の耕地が冠水しており、農家は何も作付けできないと言う。

7月26日 Govt to monitor foodgrain procurement electronically

パンジャーブ州政府は、収穫したコメを近隣州からパンジャーブ州に持ち込んで、高いMSPで売ろうとするトラックを追跡するアプリを開発して、今年の秋から取り締まりを強化する予定。

7月28日 Rs 2,500/acre incentive for not burning paddy straw

稲わらを焼かないパンジャーブ州の農民は、Rs 2,500/acreの補償金が支払われると、デリー首都圏首相が発表した。内訳として、パンジャーブ州政府とデリー政府からRs 500ずつ、連邦政府からRs 1,500が支出される。パンジャーブ州与党のAAPから、Air Quality Commissionへ提案が出された。リモートセンシング画像と現場検証により、焼いていないかチェックする。2019年にも最高裁が、農家にRs 100/quintalの補償が支払われるべきだと命じたが、連邦政府が拒否したので実現しなかった。これまでパンジャーブ州の農家に支払われたのは、機械購入の補助金だけ。毎年、パンジャーブ州の稲作面積の約50%が野焼きされる。2021年は、ここ数年で最多となる、76,680件の野焼きが報告された。

7月29日 CM orders special girdwari for those affected by waterlogging

パンジャーブ州首相は、Muktsar県の冠水した農地を視察して、作物被害調査を命じた。地主ではなく、農家が州政府から補償金を受け取れるように仕組みを変える。

7月30日 Arranging for paddy seedlings a Herculean task for farmers

Muktsar県で農地が水没した村では、水が引いたが、すでにバスマティ米の作付け時期が終わってしまったので、よそから稲の苗を探すのに苦労している。

7月30日 Cotton farmers plough fields

Whiteflyの襲撃で綿花に被害を受けたMuktsar県の村では、綿花を鋤で廃棄している。whiteflyの襲撃が起きたのは、moong豆の面積が増加したせいと農家は考えている。

8月

8月1日 In Patiala, govt depts. Put on flood alert

Patiala県では絶え間なく降る雨のせいで、洪水の危険性が増している。

8月1日 Farmers protest ‘non-fulfilment’ of promise by Centre on MSP

ハリヤーナー州Karnal県では、連邦政府が作物のMSPを保証すると約束したにもかかわらず、それを履行していないとして、農家団体が抗議している。

8月2日 Focus on health, but rural dispensaries a mess

パンジャーブ州の村落の診療所は放置されて、ひどい状態にある。雨が降ると床に水が溜まり、壁は水漏れで変色している。

8月2日 Ghaggar’s water level rises, farmers worried

Ghaggar川の水位が上昇しており、Sangrur県の村人は眠れいない夜を過ごしている。もしこのまま水位が上がれば、堤防が決壊して、大災害になる。当局は堤防の強化も河床の浚渫も何もしてくれないと村人は言う。

8月2日 Double whammy for paddy growers

Muktsar県のある農家は、7/15に降った雨でバスマティ米と綿花がダメになったので、バスマティ米を植え直したのに、今回の雨で再び水没してしまった。

8月3日 Farmer unions call off ‘chakka jam’

パンジャーブ州の農家団体は、8/3に予定されていた道路封鎖を取り止めると発表した。16団体の代表たちと州首相の話し合いがもたれ、農家の懸念事項を解決すると約束されたため。野焼き違反をした農家の調書、抗議活動に参加した農家の調書も取り下げると約束した。

8月3日 Govt ‘failed’ to give MSP to moong growers

農家団体はmoong豆を栽培した農家に、MSPの買取保証を実現していないとしてパンジャーブ州与党AAPを非難した。生産量の85%がMSP以下で民間業者に買われている。

8月4日 Date of moong procurement extended till August 10

パンジャーブ州首相は、moong豆の買取期限を当初の7/31から8/10に延長した。生産物はMSPのRs 7,275/quintalで買い取られる。民間業者にMSP以下で買い取られた場合は、政府が最大Rs 1,000まで保障する。

8月5日 Rs 6,773 crore plan to recharge depleting underground water

The Central Ground Water Board (CGWB)は、パンジャーブ州の地下水低下を防ぐために、677.3億ルピーをかけて110万以上の構造物(屋上の雨水取水施設など)を設置する計画を立てている。パンジャーブ州では150ブロックのうち、117ブロックで地下水の過剰取水が確認されている。

8月6日 Shortage of staff, medicines hits health services

Fazilka県では、Senior Medical Officer (SMO)、specialist doctor、programme officerのポストが空席になっており、薬も不足していることから、保健サービスに影響が出ている。

8月6日 State to seek aid for crop diversification

パンジャーブ州政府は作物多様化を実現するために、連邦政府からの財政支援を求めている。州政府は、稲・コムギの二毛作から、moong豆、メイズ、バスマティへの転換を図る。moong豆、メイズは新たにMSPを設定し直し、バスマティは価格安定化を目指す。

8月6日 Crop diversification plan

パンジャーブ州農業大臣は、コムギと稲の二毛作からの転換策を提案してくれる専門家を歓迎すると述べた。野菜と果実の栽培におけるtissue cultureを促進する準備がある。

8月7日 Rs 39.5-crore aid to kin of farmers who died during Delhi protest

パンジャーブ州政府は、農業新法に反発してデリーで抗議をしていた際に亡くなった789名の農家の遺族に、総額3.95億ルピーを支払った。1家族あたり50万ルピーが支払われた。

8月7日15 dists fail to submit report in Rs 1,178 cr agri-machinery scam

農業機械の補助金117.8億ルピーの一部が使途不明になっているスキャンダルで、23県中15県の担当者が締切日までに証明書を提出できなかった。

8月8日 CM asks for MSP guarantee, bats for crop diversification

モディ首相が議長を務める、連邦政府の政策委員会(NITI Aayog)において、パンジャーブ州首相は、作物多様化を進めるためにも、MSP委員会の再設置を要求した。

8月10日 Machinery worth Rs 100 cr found missing, says report on agri scam

農業機械の補助金不正使用スキャンダルで、20県で平均11%の農業機械が追跡不能になっていることが明らかになった。Faridkot県で23%、Ferozepur県で17%、Amritsar県とGurdaspur県で14%、Fazilka県で13%、Bathinda県で12%となっている。計10億ルピー分の機械が行方不明になっている。

8月11日 Panipat gets country’s first 2G ethanol plant

ハリヤーナー州パニパットで、インド初の第2世代エタノール工場が90億ルピーかけて建設されるとモディ首相が発表した。燃料に稲わらを使うことで、大気汚染を軽減し、農家の収入増加にもつながる。

8月12日 Govt ‘recommends’ VB probe into Rs 1,178-cr farm machinery scam

農業機械のスキャンダルの件について、州政府は監察局に移して、引き続き調査を行う予定。

8月13日 Farmers on warpath, AAP govt releases Rs 100 cr arrears

製糖工場への手数料が支払われていないとして、サトウキビ農家が抗議を起こしていたが、パンジャーブ州政府与党AAPは、10億ルピーを支払うことにした。

8月14日2,570 cows dead due to lumpy skin disease

パンジャーブ州では、ランピースキン病に、65,829頭の牛が感染し、2,570頭が死んだ。Jalandhar県、Muktsar県、Fazilka県、Bathinda県で被害が最も大きい。

8月15日 Debt-ridden farmer ends life in Mansa

Mansa県の農家が、仲介業者に借りた100万ルピーの借金のせいで、精神を病んで自殺した。

8月15日 No pest threat to crops in Moga: Farm experts

農業局の専門家がMoga県の数村を訪問して、稲や綿花に害虫がついていないことを確認した。Muktsar県、Bathinda県、Mansa県、Fazilka県では綿花への被害が確認されていた。

8月18日106 deaths per lakh in Delhi owing to PM2.5

アメリカにあるHealth Effects Institutesの最新報告によると、デリーでは10万人中106人が、PM2.5汚染のせいで亡くなっている。世界7000都市の中で、デリーが最もPM2.5濃度が高い。

8月18日 Punjab Vigilance to probe farm machinery scam

パンジャーブ州農業大臣は、農家に配られた90,422台の稲わら処理用の機械のうち、11,275台が行方不明になっていると述べた。連邦政府は2018年度から2021年度まで、117.8億ルピーの補助金を支給したが、15億ルピーが横領された。

8月18日 Demanding crop relief, Abohar farmers begin ‘pucca morcha’

綿花と果樹(kinnow)への被害補償を求めて、南西部Abohar市の農家たちは、国道を封鎖して抗議している。以前は、Rs 2 lakh/acreの収入があったが、今はRs 60,000/acreしかない。

8月18日 Electricity Amendment Bill to favour only corporate firms, allege farmers

連邦政府が下院で、Electricity Amendment Bill 2022を成立させようとしていることに対して、Bathinda県の農家組合は、電力部門の民営化は電力会社を利するだけだと抗議している。

8月18日 Wheat production declines 3%, but overall output at record high

2021年度のインド全体のコムギ生産量は、熱波のせいで3%減少したが、米、メイズ、グラム、パルスなど含む、穀物生産全体としては過去最高を記録した。

8月19日 Farmers end dharna, give 10-day ultimatum to govt

ハリヤーナー州の農家団体は、2020年度カリフ作の損失補償を州政府に要求している。もし補償金が支払われない場合は、8/29に抗議運動を再開する。

8月20日 Crop on 18K acres affected by insects

Malwa地方の綿花地帯では、whitefly, pink bollworm, mealybugなど害虫の被害が綿花に相次いでいる。Mansa県やBathinda県では、綿花畑に犂を入れて、稲作に切り替えている。グジャラート州産の低品質なBTコットンの種子が販売されている。

8月20日 Protest against Zira ethanol plant enters Day 29

Ferozepur県では、農家組合がエタノール工場の閉鎖を求めて始めた、座り込みの抗議活動が、29日目に入った。排水のせいで地下水が汚染されていると言う。

8月20日 Upset over lack of irrigation water, farm activists gherao XEN’s office

南西部Abohar市では、灌漑用の運河の水が供給されておらず、このままでは農地が干からびてしまうとして、土木事務所の前で抗議活動を行っている。

8月20日 For paddy crop, govt puts ban on 10 insecticides for 60 days

ハリヤーナー州政府は、10種類の殺虫剤の販売・保管・流通を60日間禁止にした。バスマティ米を輸出する際に、残留薬物のせいで輸出制限がかかることを前もって避ける。

8月21日 State 55% rain efficient in August so far: IMD

パンジャーブ州における8月1日~20日の降水量の平年値は106.1mmだが、今年は47.2mmしか降っておらず、55%も不足している。

8月21日 Debt-ridden farmer ends life

栽培した綿花が害虫の被害を受けて、90万ルピーの負債を返済することができなくなり、麻痺の父親に代わって農業を担っていた25歳の男性が自殺した。

8月21日 Lumpy skin disease cases cross 1-lakh mark, 7,000 cattle dead

パンジャーブ州では、ランピースキン病にかかった牛が10万頭を超え、うち7000頭が亡くなった。

8月22日 Farmers’ mahapanchayat in Delhi today

本日、パンジャーブ州、ハリヤーナー州、UP州、カルナータカ州、ラジャスターン州、ビハール州などからデリーに農家が集まって、大規模な抗議活動を起こす。過去9ヶ月間に逮捕された農家の釈放、内務大臣の逮捕、MSPの法的保証などを求めている。

8月22日 Crop diversification, organic farming need of hour: CM

ハリヤーナー州では、有機農業を推進するために、園芸と動物科学に関する地域研究センターをそれぞれ新たに設立した。

8月23日 Stunted paddy growth stuns farming community, experts

Hoshiarpur県、Pathankot県、Fategarh Sahib県、Ludhiana県、Patiala県では稲の発育不良が目立ち、PAUの専門家が調査している。PUSA44、PR121、PR113の品種にもっとも影響が現れている。

8月25日 Cotton farmers demand relief, start indefinite protest in Muktsar

Muktsar県の庁舎前で、昨年に害虫の被害に遭った綿花の補償を求めて、農家団体が無期限の抗議活動を開始した。州首相は補償を約束したのに、何も進んでいない。

8月25日 Condition of fasting farmer at ‘pucca morcha’ worsens

Abohar市の路上で、抗議のために断食を続けている綿花栽培農家の健康状態が悪化している。

8月26日 Will protest till Zira ethanol plant is shut: Farm unions

Ferozepur県では、地下水を汚染しているとして、エタノール工場の閉鎖を求めて、農家たちの抗議活動が36日目を迎えている。

8月27日 PAU decodes paddy stunting mystery

PAUの専門家は、州内の稲で発育不良が目立つ現象を調べたところ、southern rice black-streaked dwarf virus (SRBS-DV)が原因であることを突き止めた。

8月27日 Under debt, farmers seek aid to tackle LSD

州内の農家はすでに多額の負債を抱えているのに、ランビースキン病(LSD)が牛に発生したことで、さらなる打撃を被っている。Sangrur県とMalerkotla県だけで、6,100頭の牛が感染し、1,447頭が亡くなった。

8月29日 Cancer cases on the rice in Malwa

綿花地帯として知られる、南部Malwa地方では、ガン患者数が多く、その数は年々増加している。Bathinda県のガンセンターに来る患者数は、2016年は11,000人だったが、2021年は82,000人になった。農業に使われる殺虫剤や化学物質が原因か。

8月29日 Officials told to enforce ban on use of insecticides for basmati

パンジャーブ州政府は、バスマティ米の栽培に使われる殺虫剤7種と殺菌剤3種を禁止にした。販売した業者は厳しく罰せられる。

8月30日 Farmer takes poison during protests, dies

昨年に発生した綿花への害虫被害の補償を求めて、抗議活動に参加していた農家が毒を飲んで自殺した。地主に55万ルピーの金を要求された。

8月30日 State’s suicide rate below nat’l average

National Crime Records Bureau (NCRB)の報告書によると、パンジャーブ州の自殺率は、10万人当たり8.1件で、インド平均の10万人当たり12件よりも低い。

8月31日 No Central help, state mulls cut in incentive to check farm fires

パンジャーブ州のAAP政権は7/27に、野焼きを止める農家にRs 2,500/acreの補償金を支払うとアナウンスしたが、連邦政府はこの提案を認めておらず、デリーのAAP政権も慎重になっているため、結局農家がもらえるのはRs 500/acreになりそう。

8月31日 Sangrur farmers say no to stubble burning, reap gains

長年、野焼きをしていない農家が、県当局に協力して他の農家を説得している。野焼きを焼かずにコムギを播く場合の、ディーゼルの費用とコムギ収量を計算すると、そちらのほうが利益が大きいという。

8月31日 Paddy growers clueless about solution to stunted plant growth

パンジャーブ州内で目立つ稲の発育不良について、専門家は原因を特定したかもしれないが、農家はどうしたらいいのか分からず困惑している。もし適切なアドバイスがなければ、稲が植わっている田んぼに犂をかけて、別の作物を植え直さないといけない。

8月31日 Maize production down 94% in Ludhiana dist, finds study

パンジャーブ州政府は2014年にメイズのMSPを保証したが、その後、Ludhiana県では、メイズの生産量は減少している。

8月31日 Govt claims 11,000 LSD death, farmers put figure at over 1 lakh

ランピースキン病で亡くなった牛の数について、パンジャーブ州政府は11,000頭と公表しているが、酪農協会は12.5万頭と主張している。牛の死骸の処理に、Rs 3,000かかるが、農家はとても支払えない。

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